2019.03.16
年明けぐらいから薪棚をどうつくろうか考えていたのだが、1週間前、理想の長さの単管パイプが最寄りのホームセンターにないことを知り、イレクターパイプも含めて再度考えたのだが、強度の点で単管パイプを採用することにした。
当初の設計に必要だった1.5mの単管パイプをネット通販で買おうかとも思ったが、これからもちょくちょく購入するであろうことを考えると、どこのホームセンターにも売っている1mの単管パイプがいいという結論に至った。
材料は1m単管パイプ18本とジョイント、ブロック4つ
土地全体は緩やかな斜面のため、ブロックを立てたりして目視レベルで水平をつくる。
つくる薪棚は立方体だからパイプのつなぎ目は直角しかない。
その直角も単管パイプをつなぐジョイントがつくってくれている。
あとは指を挟まないようにガチャガチャはめ込むだけー( ̄∇ ̄)
… … …
かと思っていたが、意外とこれが難しい。( ̄^ ̄;)
ジョイント自体は直角でも単管パイプとジョイントには微妙な隙間があるからネジの締め具合で角度がズレたり…
単管パイプをジョイントにはめ込む長さにバラつきが出ると最後の1本がハマらなかったり、長さが足りなくなったり…
組み上がるまでネジは緩く締めて仮止め程度にして組み立てていると、他のつなぎ目をハメているときに外れてやり直ししたり…
四苦八苦しながら組み立てること2時間…ε=( ̄。 ̄;)
じゃじゃ~ん!(・∀・)
1mの単管パイプ18本を組み合わせてつくった、かわいいキューブ型薪棚!
キューブ型の枠組みに40cmの薪が置けるように3面に2本ずつパイプを入れた。
上出来、上出来と関心していたが、各辺の長さを図ってみるとバラバラ…
最大で5cmの差がある…
単管パイプをジョイントのどこまで入れるかでこんなにも歪が出るんだな…
いびつなかたちだけど、しっかりしてるからこれでよし!(  ̄ ^  ̄ )
次つくるときはちゃんと測って組み立てる!___φ(・ω・ )
あとは屋根をどうするか…
やっぱり波板かなー。
屋根に角度つけるとキューブ型じゃなくなるのがちょっとなー。
って変なところにこだわりを持っているから、自分でもめんどくさい人間だなーって思う。( ̄_ ̄; )
いびつな立方体になったキューブ型薪棚
さて、なんでこんな小さな薪棚にしたか。
薪棚のことを考え始めた頃、ネット上で先輩たちの薪棚を見ると、ドーン!とデッカい薪棚をつくってる方々が大多数。
が…
デカい薪棚は置く場所が限られる。
その薪棚を使い続ける限りはずっとその場所。
その場所をほかのことに使いたくなったら…
デカい薪棚は空間を圧迫する。
薪棚はなるべく存在感をなくしたい。
せっかくの広い庭だし。
まだ薪ストーブだけでひと冬を過ごしたことがない。
思ってた以上の量が必要だったときのために拡張性は持たせたい。
このキューブ型薪棚なら庭の好きな場所に増設できる。
逆に思ってたより少なくていいってなった場合(ないとは思うけど…)は、
ひとつ解体してしまえばいい。
実はこの考えは屋内の家具もそう。
いま住んでいる賃貸の自宅には30cmちょいのキューブ型のボックスが全部で22個ある。
東京に住んでいた頃から持っているもの。
間取りが変わっても1個単位で好きな場所に置けるから使い勝手がいい。
大きなタンスを買うと、置く場所は限られほぼ固定になる。
引っ越しして間取り変わったら置けなくなるケースもある。
タンスの中の一部のモノを別の部屋に置きたいとかなっても、タンスを切り分けるわけにはいかない。
必要な場所に必要なものを置けるようにするには小分けが一番。
薪棚とか家具だけでなく、物事を考えるときもそう。小分けのパーツにして頭を整理すると、まったく別のところで応用できたりする。
話は薪棚に戻って、このキューブ型薪棚、個人的に大満足なのだがひとつだけネックが。。
そう、お高いんです。。(´・ω・`)
この薪棚ひとつあたり約25,000円!!
これを5つ作ろうとしているから、12万円超え!!
ちょっと割高かなーとも思ったけど、
10年使って、12,000円/年
20年使って、6,000円/年
住宅ローンを払い終える頃(35年後)には、3,500円/年
1日約10円。
って考えると、まーいーかって。
ということで、次はこの薪棚をいっぱいにしつつ、2台目に取り組む。
つづく
麻袋などをかけると存在感は薄くなる